製作 PROJECT写楽
容量 185MB（圧縮状態で）
ジャンル
選択肢有り
サウンドノベル
物語は、元捨て猫ういろちゃんと、その拾い主リナの出会いから始まります。
黒猫ういろは自らの毛色が黒いことにトラウマがあり、主人のリナも、同じく過去に深い傷を背負っています。互いに共感する猫と人間は、種を超え愛情を深めて行きますが、ういろが野良の世界へ出入りするようになってから、次第にそのバランスは崩れ行き・・・ （作者HP引用）
この作品は以前レビューした『煉獄のユリカ』（現在アプリ化）のサイトの作品である。
あらすじで書いてある通り、この作品はプレイヤーが『猫』の視点になって、話が展開していく。
このタイプのゲームは珍しいので、さっそくやってみた。
う〜ん、まず容量が重い・・・１８５MBって・・・
その数値見ただけで、どれだけの人がダウンロードを断念することか。
まぁ、重いのには理由がある。 なんとこの作品、使用した画像数が約８５０枚もあるのだ！！！
『煉獄のユリカ』の３００枚でも十分多いのに、まさしくどんだけ〜♪w
さてさて、またしてもツールが『Yuuki Novel』という事は、もう追及しない事にしよう・・・
（NSか吉里吉里に慣れてしまっている私ですから）
さて、肝心のシナリオのほうだが、う〜ん・・・猫の視点からという事で考えが甘い、というか緩いというか？
生まれてすぐ捨てられて、その後も拾われ、捨てられ・・・そして今のご主人『リナちゃん』に拾われる。
しかし、彼女には問題があって、『ういろ』（猫の名前）がいないと不動脈が起こり、倒れてしまう。
猫で癒されながらも、そんなめんどくさい人も見なければいけないという、やるせなさ・・・
（失礼だが顔をライトアップさせすぎ、近くの写真では多少化粧が濃くないか？だって、一日中家にいる
場面なのにあそこまで化粧するって・・・オイ）
まぁ、人間と絡むからこそ、物語に起伏が生じているのは、言うまでもないが。
そして、野良猫などと絡むシーン。
基本的にシロクロハンブン（作中の猫）のツッコミには、多少『古さ』を感じた。
十代の私としては、何かしらける感じの笑い・・・
でも、ハト吉はいい感じでした。
（プレイしていただければ、わかるはずw）
まぁ、猫は人間の事をこう思ってる、だからこうしなければいけないんだ！みたいに作中の猫が言って
いるが、う〜んちょっと人間的な考えじゃないのかな？
ちょっと、子供的発想？前回の作品から考えれば、もう少し裏の見方をしてもらいたかった。
さて、BGMは・・・戦闘の場面のやつとか知ってるやつでさ・・・
以前やった『推理ゲーム』に使われていたから、あぁ〜ってなっちゃって。
そして、一番の難点。
『ういろ』が商店街？に迷いこむシーン。（４章らへん）
選択で抜け出さなきゃいけなんんだけど、抜け出せない・・・
すっげぇ苦戦するから覚悟するように（私が下手なだけかもしれないけどw まぁ、しかもYuukiだし・・・）
結構いっぱい批判してるけど、決してそこまでつまらないわけじゃない。
この手のノベルは珍しいし、和めるし、写真数が多いおかげで、軽いムービーみたいに繋がっていくし。
でも、まぁBにしたのは、前作の方が好きだからって事で。
ちなみに、全六章。HAPPY END＝1 BAD END＝15で、BADエンドは選択肢ミス＝BADエンドって感じかな。
最後に、この作品は期間限定ダウンロードなので、お早めに！
(現在ダウンロードは出来ません)
